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殺菌灯を作る?
2020-04-30



コロナウィルス大変ですね。
どこに菌がいるかなんて正直見えないだけに神経質になります。
UVライト(375nm)トイレの便器などにあててみるとわかるのですが、磨いて綺麗になったように見えても、必ず洗い残しがあります。

アルコール次亜塩素酸水で除菌するのが流行りましたけど、マスク同様に高額販売されています。 一方で人体には有害ですが、安価な除菌液として次亜塩素酸ナトリウムもあり、実際これも強力に除菌できて頑固な汚れも落とせるので個人的にはよく使ってますけど、先にも書いたとおり有害です。

で、貧乏性の私が気になったのが、何も消耗せずにずっと使える殺菌灯です。実際、最近は殺菌灯が注目されていて、お手軽な殺菌灯製品が売られるようになりましたけど、これ洒落にならないくらキケンな代物なので、お手軽なはずがないんですよ。 実際どれも怪しげな中国ショップばかりだし、本当に殺菌効果のある波長(253.7nm)を出しているのか正直怪しい。まあ逆に中国だからこそ、殺菌灯すらお手軽感覚で扱ってる可能性もありますけど――殺菌灯の光を受けたら普通に失明したり大火傷します。

しかもオゾンを発生させて空間除菌すると書かれているものがやたらと目立つ。 使用後の室内は人体にも危険な4ppmくらいまで濃度が上がり、最低30分以上の換気が必要になります。 空間除菌の効果は高いかもしれませんが、面倒すぎて要りません。
200nm以下の波長が出ていると酸素をオゾンに変えますが、幸い国内産の殺菌灯は200〜300nmだけを透過する特殊なガラスを使用しているため、余計なオゾンやイオンを作らないのです。素晴らしい。

ということで、三菱の10W蛍光灯器具と、東芝のGL10殺菌灯を調達。
作るというより、今回は既製品の組み合わせです。

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時間ができたら、改めてちゃんとした箱を作りますが、取り急ぎマスクや小物類を除菌したいので、配送されてきたダンボール箱を再利用。 余っていたアルミテープで反射板を加工。箱内にもペタペタ。

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殺菌灯は本当に危険なので、安全性重視で、電源は2重管理です。
主電源SWに自動OFFタイマー、副電源SWに100均のスイッチタップ。
使うときも、念の為にガラス製の眼鏡を装着します。


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